喜びの舞い - サボテン帝国新聞社

こっちにあんまり顔出せてなくてすみません。拍手返信です。

＞この間、通販で御本を買わせていただきました、ちこと申します。好きだなぁと思ったお話の感想を送らせていただきます。

　「知りたがりのプレアデス」ハワイティ杯のお話を読ませて頂きました。自分、まったく天文学のことは分からないのですが、柔らかい一人称とたびたびかわいらしい仕草をするマカリィたちのお陰で楽しく読むことができました。何気ない生活を描いた、作中の一つ一つのシーンに意味があって、マカリィたちとの邂逅でじわっと涙が出ました。ええ話や……。「で、その研究って何の役に立つの？」ってなっても飽くなき探求心を抑えられないの本当に解ります。タイトルが本当に好きです。主人公が新しく加わったメテノにどういう名前をつけたのか気になります。

　「路地裏の喫茶店」副店長のキャラが好きすぎます。バトルできて、お菓子作れて、お客の注文取れて、本も読めるなんて有能すぎる。お菓子を作るのがすごく楽しそうな上、仕草がお茶目で好きです。これはヨノワールを好きにならざる得ない。これは冥土喫茶に行かざる得ない……。そして、紫陽花のお話でお迎えに来ただけなのに勝手に悪い奴認定されて男の子に攻撃されたヨノワールとこのお話のヨノワールの扱いが違いすぎるのに少し笑いました。（「通学路の紫陽花」はオチの兵隊さんが恐くて背筋が凍りました）ゴーストポケモンに甘いながらも実は妻子持ちの店長も、いくら副店長が進化しようが、店にゴーストポケモンがたくさん集まってこようが、まったく気にしないで受け入れている常連のお客様達もステキだと思います。私も常連になって「店長より副店長の方が威厳ありますねｗｗｗ」って言いたい。

　「アローラ、ぼくのふるさと」ダークで闇を背負ってる感じのククイ博士すごく良いと思います。主人公がカプ捕まえて来ちゃった……って持ってくる部分でヒエッ……ってなりました。捕まえちゃったら、必然的にそうなってしまいますしね。アローラ、僕の故郷……本当に深いタイトル……。

　ちこさん、ご購入ありがとうございます！　そして感想も本当にありがとうございます！！

　本だけでなくプレアデスの方もお読みいただきありがとうございます！　研究でもそれ以外でも好奇心や探究心っていうのは本当に人が生きていく上で大きなウェイトを占めるものではないかと思います。メテノは無機物かわいい。名前は裏設定では「プレアド」となっています。７人姉妹なのに肉眼では６つしか見えないプレアデスの、行方不明になったひとりを指す呼び名です。

　喫茶店って言う空間がます最高なんですよね……コーヒー党なんでコーヒー飲みに行くのもありますが、飲んで食べておしゃべりしてくつろげる場所っていうのはたまりません。店員が店員なら常連も常連ってとこですね！　通学路の方のヨノワールさんとの扱いの差は……いや本当ひどいですねこれ。真面目にお仕事していただけのヨノワールさんに土下座。

　ククイ博士は本編中めっちゃ光の世界の住人なんで、自分みたいな捻くれた人間が二次創作すると闇の部分を背負わされがちなんですよね……。まあ自分のロムではあんな人だったかもしれないってことで(((　お気に召していただけたら幸いです……！　アローラという地方名とアローラというあいさつ、どっちかでも違ったら出来なかった話でしょうねえ。

　ご感想本当にありがとうございました！　励みになります！！

　さて、文庫サイズの同人誌を作ってみたりだとか、人生初のイベントサークル側参加とか、ブログの方には全然書いてなかったけどいろいろありました。

　書き下ろしの諸々とかいずれウェブ公開するかもですが、まあ完売してしばらくしてからですね。現状の捌き具合だと永遠にウェブには載らないと思います(((

　自家通販はこの前開通した「出版社」の方からどうぞー。

　それではこの辺で。